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最近読んだ本 [読書録]

斎藤佑樹くんと日本人 (文春新書 (568))

斎藤佑樹くんと日本人 (文春新書 (568))

  • 作者: 中野 翠
  • 出版社/メーカー: 文芸春秋
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 新書


最後の波の音 (文春文庫)

最後の波の音 (文春文庫)

  • 作者: 山本 夏彦
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/03/10
  • メディア: 文庫


新編 日本の面影 (角川ソフィア文庫)

新編 日本の面影 (角川ソフィア文庫)

  • 作者: ラフカディオ ハーン
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2000/09
  • メディア: 文庫

なんだか脈絡ない3冊ですが、最近読んだ本。

「斉藤祐樹くんと日本人」は、好きな中野翠ですが、
斉藤くん賛美にちょっとひいちゃったかも。
斉藤投手が対戦にあたって「わくわくする」というのは今までにない
新しい感覚ではないかと書かれてましたが、
ドラゴンボールの主人公もよくそう言ってるし(比べちゃダメかな?)、
いまどき特に新鮮味はない気がします。
まー、今、イケメンと言ってもてはやされるのは、
ホストみたいな人(茶髪・シャツ胸開け・眉整えすぎ・前髪長い)が
多いので、斉藤くんに日本人の良心を見た!って感じになるのも分かりますが。
しかし、斉藤投手から市川雷蔵(確かに優等生ぶりが似てるかも)など昔に
遡るくだりは中野さんの真骨頂!だと思いました。

山本夏彦はいつも通り。
もう読めないのが寂しいですね。

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の
「日本の面影」は想像以上に楽しく読めました。
明治期の日本にタイムスリップした心地。
異なった文化を愛することができるというのは、
柔軟な知性とともに思いやりのような心も必要なのかもしれません。
しかし、日本の古いものを捨てて、懸命に西洋のものを
取り入れていた当時の日本人は、この本を読んで驚いたでしょうね。
虫かごに秋の虫を入れて、虫の声を愛でる、
そんな風流もなくなってきた平成日本ですが。


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